0歳児〜2歳児を預かる保育園。木造2階建で、乳児の成長の時期に
ゆたかな感性が育むようにと、腰壁、建具枠や建具、造作家具など子ども達に触れる部分には木を多用して触れる感触、安全性、生きている素材にこだわってつくりました。
外壁はモルタル掻き落としに園のシンボルツリーの杏の木の色を使い、道路に面してテラスや窓を多くとり、通る人に園の様子が見えると共に子供達も散歩中の犬を発見して声を掛けるなど、地域に開けた関係となっています。
環境にも配慮して屋根にソーラーパネルを設置、テントやバルコニーで日差しを和らげ風の通り道を大切にして、冬は床暖房を使うなどでエアコンの稼働率を減らしています。
星ヶ丘にある中部電力が運営するe-生活情報センター「デザインの間」
その中に8つの間で構成した"eこらぼ"では電気×暮らしの体感ゾーン
地球環境にも・家計にも・人にもやさしくをテーマに省エネ住宅に欠かせない
数多くのアイテムを紹介する場となっています。
住宅の中心となる場所と同じ様に、キッチンで料理をつくり食卓を囲んで会話を楽しむ場所を設けることで、住民同士の関わりが深まり、会合や習い事街のイベントに自然と集まる場所となりました。
シンプルで大きな空間にして自由に間仕切りする事でどのようなシーンにも
対応できるプランは、災害時には避難場所として60名ほどの収容を可能とします。倉庫には雨水タンクを設置して非常時の中水として対応出来る備えを整えました。
床の塗装やタイルを敷き詰めるなど、幾度かイベントを組込んで住民に積極的に造る時から参加する機会があった為、今は毎週カフェサロンとして、住民が集まり憩いの場所となっています。